家電

家電メーカーの選び方 3つのポイント

家電を購入するワクワク感(イメージ)

ぱんだりやん

ども、どこかのだれかの役に立ちたいブロガーです。

家電を選ぶポイントって何でしょう?どんな家電が欲しいかにもよりますし、どこで買うかにもよります。正直、悩むこと、決断するポイントが多すぎます

それも含めて「自分の欲しいものを探す喜び」は何にも代えがたいですが、「生活必需品」なので、そんなに苦労して探すのもな~。という人もいらっしゃいます。

家電は、どの商品が欲しいか?によって変わってくるのですが今回は、家電を作っているメーカーについて選ぶポイントを紹介したいと思います。

家電メーカーの選び方 3つのポイント

■比較ができる
■商品ごとのシェアを比較する
■サポート体制が充実している

家電量販店やネットをチェックすると実に多くのメーカーが商品を製造・販売しています。ひとくちに家電メーカーといっても国内だけでもたくさんありますね。

過去に日本は「ジャパンアズナンバーワン」といわれた時代がありました。世界中に「Made in JAPAN」があふれた時代ですね。その筆頭が自動車と家電でした。

自動車業界はいまだにトヨタが、がんばっていますが、家電業界は「過去」と「現在」では大きく違います。

もともと、「家電」は「家庭用電気器具」ですので、その国の文化や習慣に依存します。地場産業という側面も大きいわけです。

国内の家電メーカーというとソニーやパナソニック、日立や東芝、シャープといった名前が浮かんできます。でも、昔と様相は大きく変わっています

ソニーは、はじめからエアコンや冷蔵庫といった「白物家電」は作っていないので変化は無いですが、東芝やシャープはすでに国内メーカーではありませんし、アイリスオーヤマといった従来とは違うメーカーも出てきています。

調理家電だとバルミューダ、掃除機だとダイソンという一芸に秀でたメーカーもあります。たくさの選択肢からメーカーを選択するポイントは何でしょうか?

比較ができる

CMを見ていると魅力的な家電が多く、悩みます。あんなことができるこんなことができる。業界ナンバーワンや業界トップクラスなどの表現もありますね。

製品の機能の表示については、法律的な規制と自主的な規制があります。有名なのは『薬機法(旧薬事法)』でしょうか。正式には、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」という名称
です。要するに有効性や安全性についてしっかり確保しましょうということですね。

簡単に「○○に効きます!」と表示できないわけです。過去に水素水が流行ったときに、「○○の病気を治します!」なんて表記された商品が出回って問題になりました。家電でも明らかに怪しい表示をしているメーカーは避けるべきです。

比較するときのポイントは、何らかの『規格』に基づいているか?ということを確認しましょう。国の規格である『JIS』や、業界団体で作っている規格を参考にするということです。家電では『JEM』という日本電機工業会規格があります。

この規格に基づいた商品は、違うメーカーでも「比較」ができます。逆に基準が違うとどちらが良い商品か判断できないということになります。

例えば、ここ数年、「空気清浄機」ってグローバルな商品となり、家電量販店でも国内メーカーもあれば海外メーカーも多数あります。これを比較するのが難しいんですよね。国によって何を重視するのかが違ってくるので、各国で規格が違います

国内で使うのであれば日本の基準がいいとは思うのですが、そうなると海外メーカーの能力が良く分からないのが実態ですね。

一番わかりやすいのは国内メーカーを選ぶということになります。パナソニックとか日立とか。会社のカタログの数値は、同じ規格で検査されており、比較が容易です。

商品ごとのシェアを比較する

家電メーカーとくくっても、「会社ごとに特徴が違い」ます。一般的にはひとくくりにされがちですが、エアコン買いたい!と考えたときにソニーを調べたりしないですよね。また、テレビが欲しい!ときにダイキンを調べることもしないはずです。

購入を検討している商品ごとにまず、シェアを調べてみるのも良いかと思います。過去、「総合家電メーカー」というと、テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機は必ずつくっていました

今、国内メーカーでこの4つの商品を作っているのは、唯一、パナソニックだけ。

東芝とシャープも作っていますが、東芝はブランドとして残っていますが、「白物家電」は、中国の美的集団グループの子会社に、「テレビ」は同じく中国のハイセンスグループの子会社が作っています。

主要な家電の商品ごとの国内のシェアを見てみると・・・(2020年度ベースのネット調べです。)

テレビ 液晶テレビ(4K以上) 1.シャープ 2.ソニー 3.パナソニック
    有機ELテレビ(4K以上)1.ソニー  2.パナソニック 3.LG
エアコン  1.ダイキン 2.パナソニック 3.三菱電機
冷蔵庫   1.ハイアール 2.パナソニック 3.日立
洗濯機   1.パナソニック2.日立 3.東芝
炊飯器   1.象印 2.パナソニック 3.タイガー
電子レンジ 1.パナソニック 2.東芝 3.日立
掃除機   1.ダイソン 2.パナソニック 3.日立

こう見ると「パナソニックだけ」が全てのシェアランキングに出てきますね。私自身もパナソニックマニアと言いたいくらいパナソニック製品ばかり家にあります。「パナソニックを基準」にして他メーカーを比較するのも良いかもしれませんね。

サポート体制が充実している

家電製品は故障することなく使い続けることができるのが一番です。でも残念ながら故障することもあります。

そんな時は、まず「購入店」に相談するのが一番です。その理由は、購入店ごとに「案内され、入会している保証」が違う可能性があるから。

意外に自分の入っている保証を忘れていることも多いんですよね。この確認がまず一番です。さらに、購入するお店や商品等によって保証内容が違うこともあります。

その上で、購入店がなくなっていたり、もらった家電だったりするとメーカーに問い合わせします

基本的に、国内で家電を販売しているメーカーで先ほどのシェアの上位にいるメーカーは、WEBを検索するとすぐに対応内容がヒットします。

直接、電話して相談したい人には電話番号が出てくるほうがいいですが、最近はWEBで申し込むスタイルが一般的なようです。

少し残念だったのは、東芝。こちらは、ブランド名のみ継続なので、東芝のサイトに行ってもすぐにお目当てのページに行くことができませんでした。

逆に丁寧だったのはパナソニックと日立のページ、出張にかかわる修理金額の目安も掲示されていました。

また、故障を直す際には「部品保有されているか?」も大切。型落ち品を購入するときには、「型落ちの年数分、部品の保有年数」がそのまま短くなっている場合もあるので注意です。

部品の保有年数は商品によって違います。炊飯器最低「6年」。エアコン最低「9年」など。家電公正取引協議会で決められています。エアコンなどは、各メーカー10年保有が多いですが、中には9年のメーカもあるので要チェックです。

まとめます。

家電メーカーを選ぶときには、買いたい商品のシェア上位を検討するのがおすすめ。パナソニックを軸にするのが比較しやすいかも。

サポート体制は、壊れないとわからない部分もありますが、部品の保有年数や製造打ち切りの年数が分かるメーカーが安心ですね。

この記事が少しでも皆さんに『役立つッ!』と言ってもらえるとうれしいです。

ほなね~