家電

トースターの選び方

ぱんだりやん

ども、どこかのだれかの役に立ちたいブロガーです。

昔、「ニッポンジンはお茶漬けやろ!」というCMがはやりましたが、ニッポンジンは、パンも大好きですね。

焼きたてパンではない限り、トースターのお世話になることになります。トースターは、さまざまなメーカーから発売されています。選ぶポイントをまとめてみました。

時はまさにトースター戦国時代です。

トースターの選び方

■専用商品は強い
■場所をどう考えるか?
■パンが好きかどうか? 

トースターは、文字通り「パンをトースト」する家電です。目的がシンプルなだけに選ぶポイントも細かくなってきます。

大前提としては、食パンをどのくらい食べるか?ということが大切です。最近の高級食パンブームで食パンを毎日食べる!せっかくだから美味しく食べたい!というニーズがある人が今回の対象です。(結局ここに尽きるのが結論でもあります。)

専用商品は強い

トースター機能は、「オーブンレンジ」にも、おそらくは必ず搭載されている機能です。低価格のオーブンレンジだと、レンジ用の皿を外して、直接、ターンテーブルにパンを置いて上部のヒーターで焼く、というものが多いかも知れません。

高価格帯のオーブンレンジだと、同じく上部ヒーターで加熱しつつ、専用の下皿を加熱し、上下にきれいに焼き色をつけてくれます。

しかしながら、過去から「レンジはレンジ」「トースターはトースター」と役割分担が明確で、レンジのトースター機能は物足りないと感じる方が多いですね。

昔懐かしい、タテに食パンを入れるトースターでさえ、きれいに両面焼けますからね。

ンジでトーストできるようになった当初は、「裏面が白いまま」の製品が多数ありました。

ということで、トースターに関しては、いわゆる家電メーカーよりも「専用」で開発しているメーカーが強い。ということになります。

有名どころでは、「バルミューダ」。高級トースターの先駆けともいわれています。

発売当時、「ホテルのバイキングコーナー」にあって、利用してみて感動した人も多かったのでは?ホテルの朝食の食パンって薄くって、その上「焼いてカリカリ」にするのが基本。そんな中、「しっとり」、「もっちり」という日本人の好きな食感を追求したのがこのトースターでした。

以降、多くのメーカーがトースターを出していますが、ポイントは食パンを外はかりっと、中はしっとり、もっちりを実現しているところですね。

最近では、「パナソニック」のトースターが日経トレンディの21年上半期ヒット商品に選ばれていました。

そこに「アラジン」のトースターが3巨頭という感じでしょうか?アラジンのトースターは、水分を加えるより前に温度を上げてしまって水分をパンに閉じ込めよう!というコンセプトです。

トースターは、雑貨店やセレクトショップにも置いてあって、1万円しないもの多いです。そう考えるとバルミューダやパナソニックは2万円以上するのに売れているのは、「日本人でパン好きが多い」証拠ですね。

場所をどう考えるか

調理家電の宿命は、「キッチンでの置き場所問題」です。調理家電は「専用商品が強い」のですが、すべてそろえるとものすごく場所を取ります。トースターも同じです。

「スムージーブーム」でミキサーやジューサーを買った人が収納に困っているというのはよく聞く話です。

トースターも基本的に食パンしか焼かないのに場所を取る商品です。

各社、そんなお客様の状況が分かっているので「デザイン」にこだわって、食卓に置きたくなるものにしています。

ここから日本のメーカーの良いところと悪いところが出てきてしまいます。「せっかく、場所取るんやから、あの機能もこの機能も付けてみよう~!」となっちゃいます。

まあ、選ぶのは我々なので、「デザインを重視」するか「機能を重視」するかは、しっかりと考えましょう。

デザイン重視だといつもと違うところにおいて、おしゃれを演出できますが、どうしても食品をあつかいますので、お手入れもマメにしないといけません。特にトースターは、パン粉がたくさん発生します。やはり、電子レンジのとなりに置きたくなるかも。

電子レンジのとなりにもうひとつ置き場を作ったとして、これをトースターで占有するのであれば「多機能」であって欲しいと思うものです。

多機能の代表は、「ワンボタンで自動調理ができる」ことでしょうか。「シャープ」や「アイリスオーヤマ」、「パナソニック」も発売しています。

とはいえ、いろんなことができるようになると人間、欲深いもので、「やっぱりレンジで全部やってほしいわ~」となりがちですね。難しい。

パンが好きかどうか。

最終の決め手は、この記事の冒頭でも触れましたが、身もふたもない「パンが好きかどうか?」これしかありません。例えば、食パンを毎回、スーパーで買うか、話題のパン屋さんで買うか。

お気に入りのパン屋さんのちょっと価格が高めの食パンを買うのであれば、やはりトースターも専用のものがおすすめ。せっかくの食パンをおいしく食べたいですもんね。

そこまでこだわりなければ、電子レンジのトースター機能でも十分です。

個人的には、電子レンジのトースター機能を使って毎朝、トーストを食べています。ですが、トースターの実力は知ってるんですよね。

コロナの影響で「試食」という文化そのものがなくなってしまいそうですが、トースターで試食をしてもらうとめちゃくちゃトースターは売れます。一番評判良かったのは、「ランチパック」を焼いて試食として提供するとき。

甘いものより惣菜系が良いのですが、性能のいいトースターで焼くと外はぱりぱり、中のパンと具材はアツアツ、ふんわりとなり、異次元の美味しさです。

まとめます。

トースターは、「パン好きならば必須アイテム」。パンにそこまでこだわりないわ。という方には置き場所も困りますし、レンジのトースター機能で十分です。

が、しかし!専用機器の強みはハンパではありません。食パンだけでなく、市販の総菜パンも美味しくしてしまうトースターがたくさんあります。

パンの沼にはまるひとは、ぜひ、トースター沼にもはまりましょう。

この記事が少しでも皆さんに『役立つッ!』と言ってもらえるとうれしいです。

ほなね~