ラグビー

ラグビーをやっててよかったこと

ラグビーをはじめたいな~と考えている人もいらっしゃると思います。でも、なかなか一歩を踏み出せない。特に大学生や社会人だとなおさらです。

私自身が、大学に入ってから全くの初心者(スポーツ経験も小学校のみ)ではじめました。

はじめた当初は確かに練習はしんどいし、ポジションは覚えられないし、ルールは複雑やし、試合は長いし、大変なスポーツやな~と思ってました。

そんなわたしの経験からラグビーやっててよかったことを紹介したいと思います。

ラグビーをやっててよかったこと

■なぜ、ラグビーをはじめたのか
■理由もなくすごいね~といわれる
■体を鍛えることができる
■試合で感動できる

正直、ラグビーは見るより、やる方が好きですね~。試合を見にいくのも「誘われたから」ということが多かったです。

あとは、ラグビー自体が好きなので、見にいっても「どちらが勝つか!」といことより、「どれだけいいプレーを見れるか?」がメインになっちゃうんですよね。

さすがに日本代表のときは、日本を応援しますが~。

なぜ、ラグビーをはじめたのか

そもそも、なぜラグビーをはじめたのか?ですが、大学入学時にラグビー部とアメフト部に集中的に勧誘されたから、ということが理由の一つになります。

で、ラグビーとアメフトを比べると初期投資費用がラグビーの方がやすいんじゃね?ということでラグビー部に入ることとなりました。

当時は、毎年10kgずつ体重が増加しており、おそらく100kgが目前となっていた覚えがあります。

こりゃまずい。楽しいキャンパスライフのためには痩せなければ!と考えていました。自分自身の性格が「三日坊主の飽き性」ということは十二分に認識していましたので「体育会」でということは決めていました。

勧誘では当然ながら「初心者も多いから!」という触れ込みでした。が、カレッジスポーツといわれるアメフトは大学からはじめるひとがほとんどなのですが、ラグビー部は全くの初心者は私だけでした。

では、なぜ続けられたの?と思われるかも知れません。一言でいうと「期待された」んです。歓迎会で、やりたいポジションは何か?と必ず聞かれるのですが、ポジションを一つも分からない私は、先輩から「プロップっていうとけ!」といわれ、「プロップをやりたいです!」といったところ、「お~~!」となったわけです。

その後、4年間大学でラグビーしましたが後にも先にも「初心者でプロップ」という人間は入部しませんでした。

理由もなくすごいね~といわれる

「なんのスポーツやってんの?」と聞かれたときに「体育会ラグビー部です!」と答えます。そうすると、大概の人が「すごいね~」といってくれます

何がすごいかは、不明です。しかしながら、ラグビーなんてぶつかり合うスポーツを好きでやるなんて信じられない!ということなのかなと思っています。

これは結婚するときに役立ちました。相手のお父さんはスポーツマンでして、野球をつづけてらっしゃる方でした。少年野球のコーチもされていたり。

まあ、「こわい」感じのひとだったわけです。それが、「ラグビーやってます!」のひとことでオールオッケー!になりました。

ラグビーやっててよかった。

まあ、見た目とイメージが一致するというところもラグビーやっていてよいことです。これはフォワード、もっというとプロップ限定かもしれませんが。「単なる動けるデブ」ではなく、「ラグビーやっている動けるデブ」となるわけです。

体を鍛えることができる

痩せるためにはじめたとはいいましたが、体を鍛えるにも本当によいスポーツです。持久力、瞬発力、筋力、ありとあらゆる能力を鍛えることができます

もちろん、ポジションによってどこを伸ばすのかは変わってくるのですが、ラグビー部あるあるとして「ラグビーは下手だが、超マッチョ」という人が一定数います。ラグビーではなく、体を鍛えることにはまってしまう人ですね。

コンタクトのあるスポーツで持久力も必要なのはラグビーとボクシングぐらいではないかと思います。他にもあったらすいません。

個人的に鍛えてよかったと感じるのは、僧帽筋と広背筋ですね。僧帽筋は「首」の筋肉。広背筋は背中の筋肉ですね。両方ともプロップに必要な筋なのですが、こんなところに筋肉つくんや!と驚きました。

もちろん筋肉だけでなく、持久力や瞬発力も鍛えられます。まあ、持久力は全くつかなかったですが。瞬発力を鍛えるためにポジションごとにダッシュ走で勝負する練習とかもしましたが瞬発力というよりは、反応力が鍛えられました。ちょっとでも早くスタートして勝つ作戦です。

試合で感動できる

さいごはラグビーならではじゃないかと思います。これまたラグビーやってた、あるあるなのですが、「試合前に感極まって、泣いてしまう」ということがあります。

試合に勝ったり、負けたりして喜んで泣く、悔しくて泣くということは他のスポーツでもあると思います。ラグビーは、まさかの試合前に泣く、ということがあります。

今は「戦略的交代」ができますので登録23名が全員、試合に出ることができます。昔はレギュラーメンバーの15名しか試合に出れませんでした。かつ、そのメンバー発表も重たいものでした。

一人一人、名前を呼ばれてジャージを渡されるわけですが、けがをしない限り交代がないので、15番までに名前を呼ばれないと試合に出れないわけです。ちなみに私はプロップの中でも「1番」のポジションだったので、一番最初に名前を呼ばれないともう終わっちゃうわけです。

それだけ「ジャージをもらう」ということが大変なスポーツなので、試合に出る時点で感極まってしまうんだと思います。まあ、やったるで!という気持ちがほとんどですが。

ラグビー経験者は、その「想い」をわかっているのでどの試合を見ても「ああ、この人たちは選ばれた人何だな」とさらに思入れを持てる気がします。

まとめます。

ラグビーをやっていてよかったことはたくさんあります。今回は、体を鍛える話が中心でしたが、かけがえのない「仲間」を手に入れることもよいところの一つです。

めちゃくちゃしんどい練習をしたな~なんてことは、何年たっても話のネタになります。おんなじ苦労をした人とのつながりは強いですね。

この記事が少しでも皆さんに『役立つッ!』と言ってもらえるとうれしいです。

ほなね~