ラグビー

ラグビー日本代表について 愛称はブレイブ・ブロッサムズ

ぱんだりやん

ども、どこかのだれかの役に立ちたいブロガーです。

ラグビー日本代表の愛称ってかっこよすぎませんか?愛称は「ブレイブ・ブロッサムズ」勇敢な桜の戦士といった感じ。

サッカーはサムライブルーで、野球は侍ジャパン。やっぱり日本にはサムライとか戦士とかのイメージがつくんでしょうか。

ちょっと調べてみましたが○○ジャパンって、たくさんあるんですね。中には全く知らないものも。

やはり実力がともなってはじめて愛称も定着するのでしょう。「ブレイブ・ブロッサムズ」、定着してほしいです。

ラグビー日本代表はどんどん強くなっています。世界中で愛称が通じるようにみんなで応援しましょう!

ちょっと、覚えておくと日本代表について「語れるポイント」をまとめてみました。

ラグビー日本代表について 愛称はブレイブ・ブロッサムズ

■「ブライトンの軌跡」まで:どんどん強くなっている。
■見ている方も考え方が変わった。
■次は、2023年ワールドカップ フランス大会です。

日本代表が注目されるのはやはり「テストマッチ」と呼ばれる国同士の試合です。昔の日本代表はなかなか海外のチームに勝てませんでした。アジアの中でも常にトップというわけではありませんでした。韓国代表の方が強いころもありました。

現在の日本代表の熱さを皆さんにも感じてほしいのですが、やはりこれまでの経緯はざっくりと押さえておきたいですね。

「ブライトンの奇跡」まで:どんどん強くなっている。

日本代表の熱さを語るときに「強い」ということが一番必要ではないでしょうか?野球の日本代表も強いですが、圧倒的に強いかというとそうではない。メージャーリーグの選手が来てくれたら~、とか考えてしまいます。

ラグビーの日本代表は、日本の中では圧倒的に強いメンバーが集められています。日本代表として、国内ラグビーのてっぺんにいるんです。ラグビーがうまい人なら一度はチャレンジする国の代表。これがブレイブ・ブロッサムズです。

ラグビーを実際にプレーするとわかるのですが、体格や体力の差というものは試合の結果に顕著に影響します。また、カテゴリーでくくると、高校生は大学生に勝てないし、大学生は社会人に勝てない。上位に行くほど強くなります。

日本代表はそんな大学生や社会人のえりすぐりです。なので「絶対、試合なんかしたくないわ~」というメンバーです。

もちろん、昔から日本代表はえりすぐりなのですが、その日本代表が世界では全く勝てなかった

日本国内では大学ラグビーが盛り上がり、大学選手権の決勝や日本選手権などが注目を集めていたので、「ラグビー」そのものは日本国内でも人気スポーツ、少なくとも「ラグビー」というスポーツがあることは認識されていました。

しかしながら、世界を相手にすると「負けて仕方ない。体格差はいかんともしがたい。」という風潮だった気がします。

ラグビーワールドカップも1987年の第1回から出場していて、第2回大会ではジンバブエ代表に初勝利をあげましたが、以降、2015年の第8回大会で南アフリカに勝利するまで未勝利でした。(引き分け2試合あり)

転機となったのは2012年にエディー・ジョーンズが日本代表のヘッドコーチになってから、以降、階段を駆け上がるように日本代表は強くなってきています。

最近では、2019年の第9回ワールドカップ 日本大会での大健闘が記憶に新しいですが日本代表の試合を見てはじめて涙したのは、2015年ワールドカップ イングランド大会での南アフリカに勝利した「ブライトンの奇跡」でした。

当時は、地上波で放送がされないなどラグビー人気が低迷していました。私もBSで見ていたのですが、途中、SNSで「この試合は見ないとやばい!」とつぶやいたのを覚えています。とにかく、みんなに見てほしかったんです。

何の知識もなしで全く問題ありません。機会があれば、この南アフリカとの試合を最初から最後まで見てほしいですね。私も何度も何度も見ました。勝つことはわかっているのに毎回、ハラハラします。

以降、日本代表は順調に強くなり、現在に至っています。日本代表は今まさに強くなっている途中なんです。

見ている方も考え方が変わった。

私もラグビーをやっていますので、「体格差」をいかに埋めるかはいつも考えていました。下っ端レベルでもそうなので、日本代表レベルになるとそればっかりを考えていた気がします。見ていてそう思ってました。

例えば、体格や力の差はありますが、「足の速さ」は、差がないわけです。10メートル先を走っている日本代表のウィングに追いつく外国の選手はさすがにいないわけです。

そうするとトライを取る可能性のある選手が走りやすいような状況を作ってボールを持たせて、走りまくるということを考えますよね。過去の日本代表はそんなチームでした。

また、完全に一般論ですが「日本人は持久力がある」みたいな考え方も根強いですよね。

ラグビーは持久力がものをいうスポーツです。試合時間が80分ですが、クラブチームなどでは60分で試合をしたりします。もう、途中で時計を確認し、まだ前半、半分以上残ってる・・・なんて思うわけです。すでにへとへと。

代表クラスでも同じです。どうしても体格の大きな選手が多いチームはプレーの切り替えが遅くなる。意識の問題もありますが。

そこで、出てくるのが「相手を休ませず攻め続ける」というもの。「PからGO」というキャッチフレーズでペナルティからすぐ攻めるということをやっていました。

おじさんラガーの中には「ピーゴー、ピーゴー!」といってすぐプレーをはじめろ!という人が一定数います。で、単独で攻めて孤立。結果、相手ボールになるパターンです。

とにかく、日本代表が勝つためには、少ないチャンスをいかにミスしないようにプレーの精度を上げていくこと。これが唯一の方法だと見ているファンの方も信じていました

日本代表でも勝てる勝負に持ち込んで、その場面では勝ち続けることを目指したという感じでしょうか。例え方が悪いかもしれませんがじゃんけんで勝ち続けるイメージ。じゃんけんなら勝てますからね。でも勝ち続けることは難しい。

2012年にヘッドコーチに就任したエディー・ジョーンズは、「自分でコントロールできること」「コントロールできないこと」に分け、コントロールできないことは仕方ないがコントロールできることには全力で取り組むという考えでした。

体格差が劣るということはコントロールできないことです。だから体格差が顕著に差となる「スクラム」や「ラインアウト」といった「セットプレー」はコントロールできないことだと日本人は考えていました

しかし、エディ・ジョーンズは「セットプレー」も「コントロールできること」だと証明してくれました。何よりも試合で勝つためにはラグビーの基本的なプレーで勝つことができないと試合自体に勝つことができないと。

これは、ファンとしても考え方が大きく変わった気がします。スクラムやラインアウト、モールなんかは負けて当たり前。そのマイナスをいかに少なく、得意で勝つか、から基本的なプレーでも勝つのが当たり前、そのうえでいかに日本代表らしさを出していくか?に変わりましたね

とはいいながら、正直、エディ・ジョーンズがヘッドコーチを退任した時には「ああ、また日本代表が弱くなってしまう」と思っちゃいました。

今のジェイミー・ジョセフがヘッドコーチになってすぐ、世界の主流である「キッキング・ラグビー」に転換をしました。これが日本代表のさらなる飛躍につながりました

「キッキング・ラグビー」が良かったということではなく、「変化に対応できた」という点です。エディジャパンからジェイミージャパンになり、戦略が変わることは当然です。

ファンからすると「結果の出ている方法をなぜ、あえて変更するのか」という意見が大半だったのではないかと思います。

私もあえて流行に乗らなくてもと思ってました。結果論ではありますが、ジェイミージャパンは2019年に2015年を超える結果で「変化することが正しい」ということを証明してくれました

見ている方も「変化し続けないといけないな」と素直に感じています。2012年から約10年。日本代表は順調に成長を続けています。ファンも見る目を養って成長し、これからも熱い試合を期待しましょう。

次は、2023年ワールドカップ フランス大会です。

次のラグビーワールドカップは2023年9月にフランスで行われます。日本代表はプールDでイングランド・アルゼンチン・サモア・アメリカ地区の5カ国で上位2位を目指します。

ほんとは現地で観戦したのですが、フランス遠い!で、チケットもすでに発売されています。行くことを検討しているうちにすでにイングランド戦やアルゼンチン戦は入手困難な状況です。

2019年もチケット取るのには苦労しました。何回も抽選にもれてもれて。今回は、日本から応援しようかな。

成長し続ける日本代表、2年後には再び新しい歴史を作ってくれることと思います。予選プール突破はもちろん
今度は決勝トーナメントで勝利!してくれることを期待して応援したいですね。

まとめます。

ラグビー日本代表 ブレイブ・ブロッサムズは長らく世界ではなかなか通用しませんでした。流れが変わったのは2012年以降。世界の強豪に対しても勝てることを証明してくれました。

直近、2度のワールドカップでの活躍。2015年でのブライトンの奇跡2019年での決勝トーナメント進出は、日本全体にとっても大きな出来事でした。

2023年大会でも必ず活躍してくれると信じています。まだまだ、時間があります。一人でも多くの人が2023年に楽しめるようラグビーに「はまって」欲しいですね。

この記事が少しでも皆さんに『役立つッ!』と言ってもらえるとうれしいです。

ほなね~