
日本のラグビーのレベルも上がってきましたが、世界においてラグビーってどんな感じなんでしょう。
2019年に日本でワールドカップ開催されたときには外国の方も多く訪れていました。
実は、ラグビーってサッカーから派生したのですが、2種類あるんです。15人制のラグビーと13人制のラグビー。もっというと7人制ラグビーもあるので3種類?いや12人制の試合もあったりしますね。
協会のくくりでいうと2つになります。15人制と13人制ですね。15人制はラグビーユニオン。13人制はラグビーリーグとも呼ばれています。
今回は15人制で話をしていきます。
世界のラグビーについて知りたい。
■競技人口
■ラグビーワールドカップは世界3大スポーツイベントの一つか?
■これからも伸び続ける
世界でラグビーはどのくらいの人気なのか。単純に競技をしている人口を調べてみました。
投資ではないけど、これからも伸びていくコンテンツだと思います。日本では苦戦してますけど。
日本では「野球」がすごくコスパのいいスポーツですよね。公式戦は1週間に6日もやってますし。見にいきたい!となった時に見にいけます。
で、試合時間が結構長い。これは良し悪しあると思いますが、スポーツをみるという非日常を長く味わえるのも魅力です。とりあえず、野球はおいておきましょう。
競技人口
ラグビーの競技人口は、何人くらいでしょう。まずは、日本ラグビーフットボール協会の情報によると2021年3月度で選手の登録が91,861人。コロナの影響もあってか前年より5,000人程度減っています。協会の関係者含めて10万人ちょっとというところです。
では、世界ではどうでしょう。ラグビーユニオンの協会であるワールドラグビーの2019年のyearin reviewによると、世界124カ国の国や地域で960万人の方々がプレイヤーとされています。
ん~。どのくらいすごい数字なのでしょうか。ちなみに日本国内と海外を他の競技で見ていきましょう。
笹川スポーツ財団のWEBページに2018年の調査データがありました。お借りします。
・サッカー:436万人
・野球:384万人
・バスケットボール:218万人
・バレーボール:290万人
同じデータではないですが、ラグビーを並べると10万人。45人いると44人がサッカーでラグビーが1人。感覚的にはこんな感じですかね。
世界で見てみましょう。世界で一番競技人口の多いスポーツは何でしょうか?イメージはサッカーですよね。
ネットを検索してみましたが「正確な数字」はわかりませんでした。というのも競技人口に定義がないから。先ほどの笹川スポーツ財団の調べでは、週一回や年一回競技をしている人の人数です。これを世界規模で調べるのは不可能なんでしょうね。
おおよその数字をまとめると
・バレーボール:約5億人(ランキング外の情報も)
・バスケットボール:約4億5千万人
・卓球:3億人
・クリケット:3億人(1億5千万人という情報も)
・サッカー:2億6千万人
・テニス:1億人
・ゴルフ:6千5百万人
・野球:3千万人
・ラグビー:約1千万人
バレーボールのデータがぶれているのですが、こんな感じ。ん~、やはりコンタクトスポーツだけあって、手軽さがないんでしょうね。また、卓球やクリケットは中国とインドの人口のパワーをまざまざと感じさせます。
ラグビーだけでいうと、124の国と地域で実施されていますが、強豪国といわれる国々があります。それがティア1。シックスネーションズ(イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、フランス、イタリア)とSANZAAR(南アフリカ、ニュージーランド、
オーストラリア、アルゼンチン)の10か国です。
日本はティア2。さらにその下にティア3があります。ティア1と2の間は非常に大きな開きがありました。サッカーのようにたくさんの国で実施されているわけではないので強い国が固定されています。
中でもイタリアとアルゼンチンを除く8チームは別格です。長らく南半球のチームが優位性を持っていましたが、ここ近年では差はなくなってきています。「ニュージーランド オールブラックス」は、それでも別格ですが。
いつか日本代表がニュージーランド代表に勝つ日が来てほしいです。
ラグビーワールドカップは世界3大スポーツイベントの一つか?
日本三大○○や世界三大○○というと、最初の二つは順当で最後の三つめが議論になるってことはよくあります。
世界の3大スポーツイベントというと、オリンピック、サッカーワールドカップが順当です。三つめが、ラグビーワールドカップか、ツールドフランスか、F1で議論になるそうです。
実際の観客数、テレビでの視聴者数など比較の項目が多すぎて、これも基準はないんでしょうね。オリンピックとサッカーワールドカップが分かりやすいんでしょうけど。
実施期間中の観戦者数でいうとサッカーワールドカップとラグビーワールドカップはそんなに変わりません。中継が入るとかなりの差になるんでしょうね。
しかしながら、ラグビーは、競技人口に比べて、3大スポーツイベントに数えられるぐらいです。やはり人気のあるスポーツといえると思います。
テレビやネットで見るのもいいですが、やはり生で見たいものです。大きなスポーツイベントは、試合そのものもそうですが、イベント全体の雰囲気がいいですよね。そういう意味では、東京2020は残念でした。
個人的には、2002年のサッカーワールドカップは、試合こそ会場に行かなかったものの、近くで盛り上がりましたし、2019年のラグビーワールドカップでは、会場で盛り上がりました。
実は、オリンピックも2004年のアテネオリンピックを現地で観戦しました。それぞれの競技で楽しみ方はもちろん違いますが、どこかで体験するのもいいかと思います。
直近では、
2022年 冬季オリンピック 北京大会
2022年 サッカーワールドカップ カタール大会
2023年 ラグビーワールドカップ フランス大会
2024年 夏季オリンピック パリ大会
とイベントが続きます。
これからも伸び続ける
ラグビーというコンテンツは、今後も成長を続けるのではないかと思っています。まあ、ラグビーそのものが「好き」ということもあるのですが、ラグビーってスポーツは、なんか競技そのものに「雰囲気」があるんですよね。
それは、「One for All,All for One」だったりするのですが、あきらめない姿勢だったり相手への尊重だったりがプレーを通じて伝わってくる気がします。気がするだけですがそんなラグビーの本質が伝わらないわけがない。
まあ、こんな堅苦しく理屈っぽいことをいうのは、おっさんだけかもしれませんが、これまで、おっさんしかわからない良さを若い人に説明してこなかった気がします。
それが2015年のラグビーワールドカップ以降、選手も協会も一緒になってラグビーを日本で盛り上げるために活動しています。
ラグビーが好きな人が、「もっと気軽にファンを増やせるような雰囲気」がファンの間で広まるといいですよね。
まとめます。
世界でラグビーを競技している人口は正直、少ないです。他のスポーツに比べてもあまりに差がある。体をぶつけあうコンタクトスポーツだからかもしれません。
そんな中で強い国はティア1と呼ばれる10カ国。日本としてはここといい試合をするのではなく、常に勝った負けたをしたいところ。それでも別格はオールブラックス。
そんな各国代表が集まるラグビーワールドカップは競技人口は少ないものの世界中で盛り上がるスポーツイベント。
これだけ世界中で愛されているのはラグビーの精神にあるのかも。このラグビーの本質部分が愛されている限り、今後も伸びていくコンテンツです。
この記事が少しでも皆さんに『役立つッ!』と言ってもらえるとうれしいです。
ほなね~