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除湿機の選び方:部屋干しには必須の家電。購入して損のない商品です。

ぱんだりやん

ども、どこかのだれかの役に立ちたいブロガーです。

「家電を購入すべき理由があるから、購入検討する」これが当然ですよね。

「除湿機」については、使い道があまりないな~と考える人が多いかも。個人的には、「とりあえず購入」してもめちゃくちゃ役に立ちますよ~と訴えたい。

もちろん、価格も「ピンからキリまで」ですので、高機能商品を「とりあえず購入」は価格が高く難しいかもしれません。

除湿機の選び方:部屋干しには必須の家電。購入して損のない商品です。

■現在の使い方:衣類乾燥
■もともとの使い方:除湿
■おすすめの除湿方式

「除湿機」ですが、「もともとの用途」「現在の用途」がかなり変わってきた商品になります。

また、家電の中でも普及率は約30%。ん~、生活必需品とは言えないですね。しかしながら日本海側や北日本、九州では普及率が高い商品です。

逆に首都圏や東海、関西の太平洋側は普及率が低いんです。個人的にはもっともっと、使って欲しい商品なのですが。

現在の使い方:衣類乾燥

現在の用途で一番多いのは、「部屋干し用」ではないでしょうか?一部のメーカーは除湿機を「衣類乾燥除湿機」という名前にしてしまっているほどです。

これが地域による普及率の差にもつながってます。

例えば、日本海側であれば湿気が多く、また日照時間が短いため洗濯物が乾きにくいそうです。サンルームなる部屋があったりしますね。

九州であれば梅雨の期間が長く、台風と合わさると外干しできない日々が続きます。

そのためこういった地域では、年がら年中、除湿機が活躍します。普及率は40%を超えて50%ほどの地域もありますね。

除湿機の基本性能として重要なのは、いかに『結露』をさせるか?ということです。

ちょっと、分かりにくいですが、空気中の水分量を減らすことで湿度が下がります。

なので除湿機は空気を本体に循環させて、空気中の水分を『結露』させて、除湿を行います。

これが除湿量ということになります。

また、衣類が乾燥する仕組みは、衣類から水分が蒸発し、空気中に出ていく、これを繰り返して衣類が乾いていくこととなります。

その空気が十分に水分を取りこめればいいのですが、湿気が多いと空気中に水分が取り込めず、乾かない。ということになります。

特に夏場に部屋干しして臭いが発生してしまうのは、乾くスピードが遅く、生乾きの中で菌が繁殖してしまうためといわれています。

そのため除湿機に求められるのは除湿したからっとした空気をどれだけ衣類の周りにしっかり届けることができるかということになります。

衣類乾燥を目的にするのであれば、除湿量が多く、また部屋干しするときは「横に長く干す」ことになるので、ワイドに気流が届く商品を選びましょう。

それによって乾燥時間が変わってきますので。

もともとの使い方:除湿

もともと、除湿機は「部屋の湿気をとる」のが主な役割でした。

日本の住宅環境も変わってきており、窓が結露するということや高温多湿な状況が続くということは減ってきています。

寝具ひとつとってもベッドで寝ることが増え、ふとんをいちいち押し入れに上げ下ろしするということも減ったのではないでしょうか?

従来は、こういった部屋の湿気を取るという用途が多く、また、ふすまを開けて、押し入れの中の空気を除湿したりしていましたね。

もちろんこういった使い方は、現在の除湿機でもできますね。また、個人的にはこの使い方を推奨したいです。

たとえば、最近の住宅では「ウォークインクローゼット」や大きめのクローゼットが設置されている家が多いと思います。

こちらは、窓がなく換気もされにくいことが多く、湿気が溜まりやすくなっています。そんなときに除湿機を置いておくと適正な湿度に保ってくれます

また、湿度が高いと暑く感じたり不快に感じます。そこで除湿機で湿度を下げることで快適な部屋にすることもできます。

意外にこの湿度をコントロールすることが室内環境を快適にするポイントだったりします。

おすすめの除湿方式

使い方は分かったけど、衣類乾燥や部屋の除湿にどんな除湿機がいいのでしょうか?

除湿する方法は大きく2つ+1つあります。

ひとつめが「コンプレッサータイプ」

これは、エアコンの除湿と同じ機能ですね。コンプレッサーで湿った空気を冷やして結露させ、除湿する方式です。

利点としては、除湿力が高いと同時に室温が上昇しない、電気代が安いという特徴があります。

反面、冬場の空気自体が冷たいときには除湿力を十分に発揮できないという点はデメリットとしてありますね。

ふたつめは「デシカントタイプ」

デシカントという軽石のような素材の乾燥剤に水分を吸着させ、それをヒーターで温めて水分を取っていきます。

こちらはコンプレッサータイプと違い、コンパクトで音も静かという特徴があります。また、冬場でも利用可能です。

反面、ヒーターを使うので部屋が暖かくなるとともに電気代が高くなります。

比較的安価なものが多いので、こちらはとりあえず購入の対象となりますね。

プラスワンのもうひとつは、コンプレッサーとデシカントの「ハイブリットタイプ」です。コンプレッサーとデシカントのいいところを合わせた商品ですね。

金額は高いですが、ヘビーユーザーには、ハイブリットタイプ一択かと思います。

さらには、除湿量と合わせて、どのくらいの大きさの「タンク」がついているのかも重要です。

せっかく手間なく部屋干し等できたとしてもタンクが小さく、なんども捨てに行かねばならないと手間かかっちゃいますからね。

まとめます。

買って損しない家電で超おすすめするのが除湿機です。今は、衣類乾燥除湿機なんて呼ばれています。

利用方法は大きく2つ。衣類乾燥と部屋の湿度調整です。

衣類乾燥で重要なのは、送風の幅と除湿量。乾燥時間で比較するのも良いのですが本当に詰めて干しても乾くのか?端から端まで乾燥した空気を届けることができるのかがポイントです。

タンク容量も忘れずチェックしておきましょう。

買っておいて絶対損のない商品で、たくさんの人に使って欲しいのですが、意外に普及率は低い商品です。ぜひ、一度ご検討を~

この記事が少しでも皆さんに『役立つッ!』と言ってもらえるとうれしいです。

ほなね~