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空気清浄機の選び方

ぱんだりやん

ども、どこかのだれかの役に立ちたいブロガーです。

空気や水に関係する家電は非常に「販売しにくい」商品です。特に空気清浄機については、なかなか『実感』がともないません。

もちろん、花粉症がひどくって空気清浄機が必需品です!という方やペットを飼っているので各部屋に置いてます!という方には、効果を実感いただけるのですが、その他の方には難しい。

でも、新型コロナウィルスが問題になって以降、空気清浄機にたいする期待はマシマシです。

空気清浄機の選び方

■何を一番の目的にするか?
■お手入れ必須の商品
■家事を軽減できる商品

空気清浄機もさまざまな機種がありますね。機械としての能力も目的も違いますので、使う人も目的をしっかり考えていきましょう。

何を一番の目的にするか?

空気清浄機を使う目的は何でしょうか?実は、空気清浄機は世の中の動きに超敏感な商品です。

部屋の空気をきれいにしたいという想いは、たばことともにあった気がします。

空気清浄機の説明書にもたばこを使用するときはフィルター等の寿命が短くなることが明記されています。

空気清浄機は、たばこをどうしてもベランダや外で吸いたくない人が購入するイメージ。

そういえば、ファブリーズなんかも部屋のにおいを取るところからスタートしてますね。においに対する許容度が昔より低くなっている気がします。

空気清浄機の需要が伸びたのは、「豚インフルエンザ」「鳥インフルエンザ」「普通のインフルエンザ」が流行したときも。気を付けたいのは、直接、病気に効用・効果があるわけではありません

ウィルスには加湿が効果的と報道されたことで、加湿機能付きの空気清浄機が売れ、その後、空気清浄機には加湿機能付きが当たり前になりました。

他にも需要が伸びたタイミングがあります。それが、PM2.5が問題になった時。今はあまり言いませんが、PM2.5は今も昔も漂っています。これをキレイにできるというのが空気清浄機の売りの一つです。

空気清浄機を購入する目的は人それぞれ。一番、解決したい問題が何かを明確にしましょう。ウィルス対策なら加湿が重要ですし、花粉対策なら重たい粒子も吸い込めるかが重要になります。

単なる空気清浄機能だけでなく、扇風機のような機能も必要だったら「ダイソン」だったりします。

においやウィルスの課題を解決したい人には、「パナソニック」の「ジアイーノ」がおすすめ。塩水を電気分解して次亜塩素酸を生成し、部屋のにおいやウィルスに効果を発揮します。動物を飼っているおうちがあったら、めちゃ効果ありますよ。

花粉やハウスダスト対応だったら、通常の空気清浄機。機構としては非常に簡単です。扇風機の後ろに空気清浄フィルターがついているイメージ。メーカーによって若干、特徴が違います。「シャープ」の空気清浄機は壁にピタッとつけることができません。意外に注意点です。

あとは、ナノイーやプラズマクラスターやストリーマといった各社ごとの技術もあります。「ダイキン」は加湿機能だけでなく、除湿機能付きもあります。

私は花粉症なので、花粉に強いかどうかを選ぶ基準にしております。

お手入れ必須の商品

目的を明確にして選んで購入した空気清浄機ですが、加湿機能付きのために「マメにお手入れする」必要があります。

これは、空気清浄機の使い方によるのですが、多くの人は空気清浄機を細かくON・OFFすると思います。もちろん、当然の使い方なのですが、水が入ったままOFFにしていると異臭を放つ原因となりかねません。

空気清浄機は部屋の空気を吸い込んでフィルターに通して汚れを取って再び部屋に送り出します。もちろん、汚れはフィルターでとるのですが、加湿用のフィルターをお手入れしないとここにも汚れがたまってしまいます。

電源ONで加湿フィルターが動いているときは良いのですが、OFFで止まったままだと「生乾きのぞうきんのような状態」になります。これが異臭の原因です。

空気をきれいにする商品なのに空気が臭くなるというとんでもない状況になります。ウィルス対策ではなく、花粉等の除去が目的であれば「加湿機能をOFF」にして使うということもおすすめです。

また、この使い方は自己責任でお願いしたいのですが、空気清浄機をつけっぱなしにするという使い方もあります。空気清浄機は感度の良いセンサーがついていることがほとんどなので空気がキレイだと動きません。

もともと扇風機と同じような機能なので電気代もあまりかからない家電でもあります。ヘビーユーザーの方は「つけっぱなし」も多いです。

家事を軽減できる商品

空気清浄機は空気をキレイにする商品ですので、「掃除機を使う回数を減らす」こともできます。

メーカーによっては、人がいなくなると、音は大きくなりますが大風量で一気に部屋をキレイにする機能がついているものもあります。

当たり前ではあるのですが、空気中の見えないホコリは、「掃除機では吸えません」これを空気中にあるうちに吸ってしまおう!という考え方ですね。

さらに空気清浄機は「サーキュレーター」としても使用できます

一番効率的に使用しようと思ったら、換気扇の対角や入り口ドアの対角に置くのがおすすめ。

冷房や暖房と併用するのもいいですね。特にエアコン暖房は空気が乾いてしまうので加湿空気清浄機と合わせて使うとエアコン暖房の欠点を補います。

冷房・暖房でのおすすめの置き方は、冷房時はエアコンの真下に置くと下にたまりがちな冷たい空気をしっかり天井まで持ち上げ部屋を効率的に冷やします。

逆に暖房時はエアコンの対面に置くことで、空気清浄機が温かい空気を吸い込むために天井にたまりがちな温かい空気をしっかり足元まで引っ張ってきます。

まとめます。

空気清浄機は、空気の課題が話題になると急に需要が伸びる商品。目には見えないし実感しにくいですが、しっかり頑張ってくれます。

急に需要が高まると、品切れが起こりやすい商品ともいえます。自分自身が何を一番の目的にするかを明確にしておきましょう。

水を使う商品なので、お手入れは必須です。これを怠ると空気清浄機から異臭を巻き散らすことになりかねません。

この記事が少しでも皆さんに『役立つッ!』と言ってもらえるとうれしいです。

ほなね~