国語

国語力を伸ばしたい!書く力編

ぱんだりやん
ぱんだりやん
ども、どこかのだれかの役に立ちたいブロガーです。

国語力って、伸ばすことは可能でしょうか?2004年に文化審議会の国語分科会が「これからの時代に求められる国語力について」という答申をしています。

その中で、国語力の目安として「聞く」「話す」「読む」「書く」それぞれで目標を定めています。

いうことは、それぞれの項目を鍛えることで国語力は伸びるということになります。

今回は、「書く力」編です。

「書く力」を伸ばす方法

答申の成人に求める「書く力」のレベル

1)自分の考えや意見などを正確に伝える論理的な文章を書くことができる
2)伝統的な形式や書式に従った手紙や通信などの文章を書くことができる
3)様々な情報を収集して、それに基づいて明確な文章を書くことができる

答申は、それぞれに詳細の具体的な内容を記載しています。

それぞれを伸ばす方法

1)ブログ、ツイッターを書く
2)社内メール、提出書類にこだわる
3)メモを取って、議事録を作る

一つめから見ていきましょう。

1)自分の考えや意見などを正確に伝える論理的な文章を書くことができる

①客観的な根拠や理由に基づいて、自分の考えや意見を書くことができる。
②読み手が理解しやすい構成を意識して、文章を書くことができる。
③事実や根拠などを明らかにした論理的な文章を書くことができる。
④単なる感想文ではなく、思考、分析、判断を伴う小論文を書くことができる。

と答申は目標設定しています。

伸ばす方法:ブログ、ツイッターを書く

この目標設定を見て真っ先に思いついたのは『ブログ』です。

さらに字数制限のある『ツイッター』。

そもそも、書く力を伸ばすために始める人はまれだと思いますが、続けると確実に「書く力」が伸長します。

特にブログについては、本当に参考になるサイトがたくさんあります。収益化しフロー所得にするためにチャレンジする人も多く、ちょっと調べるだけで書き方のコツが学べます。

ツイッターは、文字数制限が秀逸です。俳句や短歌もそうですが、制限があるから工夫が生まれます。140字で伝えたいことを詰め込むことも書く力が伸長しますね。

次は、

2)伝統的な形式や書式に従った手紙や通信などの文章を書くことができる

①自分の気持ちなどを正確に相手に伝えられるように書くことができる。
②社会生活に必要な実用的な文章をそれぞれの様式に従って書くことができる。
③社会的な関係を踏まえた適切な敬語などを用いて書くことができる。
④言葉を適切に使い分け、その場にふさわしい言葉を用いて書くことができる。

伸ばす方法:社内メール、提出書類にこだわる

手紙を手書きで出すことが少なくなりました。年々、年賀状の数も減っているとか。

私自身も年賀状を止めて久しくなります。個人的には手紙を出すのが大好きで、毎年、年賀状は手書き&個別コメントびっしり、でした。

でも、そうやって年賀状を作る人が減ってきたんですよね。見返りを求めるわけではないのですが、自分自身の想い入れと相手の反応にギャップが(笑)で、止めました。

年賀状ひとつとっても「書き方」ってありますよね。「賀正」と「あけましておめでとうございます」は重複するので避けよう、とか、「新年あけましておめでとうございます」は、新年とあけまして、が重複しているので使えないとか。

同じように社内への連絡やお客様への案内等にも「決まったルール」があります。これは、実際に書いてみて、注意される等の経験がないとなかなか自分のものになりません。

会社からの手紙が自分宛に届いたとして、「お得意先様各位」とかなっいると、ん~、なんだかなあと感じます。

とはいえ、「お客様各位」だったら、日本語としては間違っているけれど、容認されている表現なのでありだったりします。本当に難しいですね。

とはいえ、受け取る相手の立場で考えることができると「書き方」のスキルは大きくレベルアップすることとなります。

メールや提出書類を毎回、推敲し磨くと良いですね。

三つめは

3)様々な情報を収集して、それに基づいて明確な文章を書くことができる

①本やインターネットなどから的確な情報を収集して、文章を書くことができる。
②収集した情報を正確に分析し、分かりやすい要約文にまとめることができる。
③会議や集会などで、分かりやすく説明するための資料を作成することができる。

聞く力とも共通しますが、

伸ばす方法:メモを取って、議事録を作る

要約文を作るには、聞く力を伸ばしてまず、何をいいたいのか?を探る必要があります。そのポイントをまとめて書いていくということにですね。

聞く力を伸ばす方法は、別記事にも書きましたが、議事録を書くことは書く力に直結します。

まとめます。

書く力の求められるレベルは、伝統的な形式や必要な書式にのっとって、様々な情報を収集したうえで自分の考えや意見を正確に伝える論理的な文章を書くことができる。こんなレベル。

書く力を伸ばすためには、ブログやツイッター、メールや提出書類、議事録を書くことが重要。単に数をこなすことでも伸びますが、目標を設置するのもいいですね。書いては、推敲し、書いては推敲することで文章を磨き、書く力向上を目指してください。

この記事が少しでも皆さんに『役立つッ!』と言ってもらえるとうれしいです。

ほなね~