国語

国語以外の生活にも必須!読解力を上げるには。

「学ぶ」ことはインプットと言われます。世の中に様々にあふれている情報から自分に有益な情報を取り出すには、「読解力」が必要です。

本を書いている人が、その本で何を言いたいのか?これが分からないと「学ぶ」効率が悪くなります。

また、SNSが発達し、短い表現でやり取りすることが多くなりました。ちょっとした理解の違いが大問題に発展する可能性もあります。(発信者の問題も多いですが)

読み取る力「読解力」が上がると学ぶ効率もUPですし、無用なトラブルも避けることができます。

 読解力を上げる3つのポイント

・まずは丁寧に読んでみる。
・「要約」を心がける。
・語彙力を上げる。

読解力を上げる方法は、千差万別、人それぞれ。とにかく多読する!という人もいるかと思います。今回紹介するのも「ひとつの方法」として気軽にチャレンジしてみてくださいね~。

・まずは丁寧に読んでみる。

本を読むときは、『何か知りたいこと、学びたいこと』があるから読み始めます。とにかく、知りたいところだけ、分かればOK!だったらななめ読みでもいいのですが、読解力がともなわないと間違えて理解しちゃいます。

おすすめは、丁寧に読んでみることです。このときのポイントは、分からない言葉や表現が出てきても「読み飛ばさない」ということです。

では、「いちいち、調べながら読み進めるの?めんどくさい~。」となるかと思います。この時点では、「調べなくても問題ありません」

というのも読解力を上げたいので、まずは、「現状理解」をしたいからです。

人間の脳って非常に優秀で、少々、誤字脱字があっても保管して理解しようとしてしまいます。これは、誤字脱字のない(はず)の書籍に関しても同じだそうです。自分の都合いいように修正してしまう。

それを避けるためにも丁寧に読んでみましょう。

・要約を心がける。

せっかく丁寧に読んでいるのだから『要約』を心がけてみましょう。

いきなり、読んだ書籍全体の要約は難しいかもしれません。一つの章や項目、なんなら段落でも大丈夫。「書いた人が何を伝えたいのか」を考えながら要約してみましょう。

この要約ですが、普段のおすすめは「メモをとる」ことです。学生時代は「ノートをとる」でしたね。

ノートでもメモでも一番やってはいけないのは、「黒板やホワイトボードに書いていることをそのまま板書する」「言っていることをそのまま間違えないように書く」ということです。

これは、「読解力」が上がらないばかりか、めちゃくちゃ大変です。

例えば、議事録を作るときに、聞いたままを記録するとしたら、速記の技術が必要です。

さらに、話をする人は意外に、主語や述語について意識してません。講演を文字起こしすると文章にならないこともしばしば。要約できるようになると、議事録づくりに活きてきます。

基本的には経験し、数をこなすしかないのですが、単に読むだけ、聞くだけ、ではなく要約しながら読んだり、聞いたりを心がけることでスキルは目に見えて上がっていきます。

・語彙力を上げる。

これは前の二つに比べると『基本』の能力かもしれません。丁寧に読むことができない原因の一つは、「語彙力がない」ことのようです。

語彙ということに完璧はありません。でも基本的な言葉については雰囲気だけでもわかるようにしたいですね。

『忖度』が流行ったのはもう数年前ですが、正直、私自身、そのとき初めて見た言葉でした。

でも、この『忖度』の意味がわからないと、文章の内容そのものが理解できない。『読解できない』ということになります。

単に言葉や熟語の意味もそうですが、ことわざや故事成語なども簡単に意味を知っておきたいですね。

まとめます。

世の中にあふれる情報から自分に有益なものを取り出すには、『読解力』が重要です。

■読解力を上げるポイントは、

まずは丁寧に読んでみる。その上で、「要約」を心がける。で、基本は語彙力を上げる。

語彙力が上がると、丁寧に読めるようになり、要約も簡単にできるようになってくる。

この読解力向上のスパイラルを回していくことが一つの方法かと思います~!

この記事が少しでも皆さんに『役立つッ!』と言ってもらえるとうれしいです。

ほなね~