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【気をつけて!】エアコンクリーニングの選び方【安さで選ばない】

ぱんだりやん

ども、どこかのだれかの役に立ちたいブロガーです。

冷房も暖房も使わない時期に検討したいのが「エアコンクリーニング」です。

何だかエアコンからカビ臭いにおいがすると感じたときにはすでにカビが繁殖しています。

見た目やにおいももちろん、使うとなんだがカビが拡散されるようで嫌ですよね。そんな時にはエアコンクリーニングがおすすめ。

暖房・冷房シーズンまでにきれいにしておきたいですね。

しかしながら、最近、TVCMでもたくさん業者やサービスが紹介されており、「お手軽」なイメージがついています。

細かい話をすると、お客様都合による分解等はメーカーの保証外となります。エアコンクリーニングの業者でどのようは保証に入っているかは注意が必要です。

エアコンの選び方エアコンは、選ぶのが難しい家電です。量販店でずらーと室内機を見てもよくわかりませんよね。検討のポイントを紹介します。...

【気をつけて!】エアコンクリーニングの選び方【安さで選ばない】

■エアコンの汚れについて
■エアコンクリーニングの種類
■信頼できる業者の探し方

どうせなら安くて安心なところにお願いしたい!というのが理想ですよね。しかしながらトラブルが多いのも現実です。

クリーニングをしてもらった数日は問題ないのですが、いざ、本格的に冷房や暖房を運転すると故障していた、なんてことも。

まずは、あなた自身で現状のエアコンについて知っておきましょう

エアコンの汚れについて

エアコンが汚れている、においがする原因は、エアコンに汚れやカビがついているから。「いやいや、当たり前でしょ?汚れがあるから汚れてるって。どういうこと?」

エアコン自体は本体は樹脂でできていて、ここににおいが染みつくということは、ほとんどありません。また、当然ながら汚れってわざわざ付けるわけがありません。

汚れやにおい、カビはどこからくるのでしょうか?それは、「部屋の中」です。「え~、うちの家が汚いってこと?こんなにきれいなのに!」

そうなんです。きれいに見える部屋の中にも見えないカビやほこりがたくさんあります。気密性の良くなった最近の住宅では換気が限定的で、見えない汚れがこもってしまいます。

見えない汚れがつもってつもって、目に見える汚れやほこりになります

エアコンクリーニングをせっかく行っても根本的に汚れが減らないとすぐにクリーニングが必要!となりかねません。ちょっと日々の掃除から気を付けてみましょう。

また、エアコンによってはカビ汚れに対応する機能があるかと思います。注意いただきたいのは、「カビがついてからでは遅い」ということ。

カビが発生するには複数の要因が重なる必要があります。「カビがいること」「カビのエサがあること」そして「高温多湿な環境が続くこと」です。

実は、カビ菌だけでは増えません。増える環境があってはじめて目に見える大きさに育つということです。

カビを抑える一番の方法は、冷房運転後にしっかりとエアコン内部を乾燥させることです。内部クリーンというような機能がある場合は常にオンにしておくことをおすすめします。

デメリットとしては内部乾燥は暖房運転なので少しぬるい風が夏場に出てきます

また、カビのエサを少なくしたり、高温多湿を避けることも大切です。観葉植物をおいていたり、熱帯魚やペットを飼っていたりするとリスクは高まります。

最近は、昔に比べ消臭スプレーを使ったりすることも増えています。人間にとって住みやすい環境はカビにとっても住みやすい環境となっています。

キレイにした後には、汚れやカビを再びたくさんつけないように工夫しましょう。

エアコンクリーニングの種類

エアコンの掃除自体は家庭でも対応できますし、スーパーやホームセンターに行くとエアコン掃除用のスプレーなんかも売っています。

「エアコンクリーニング」と一言でくくっても、対応する会社・業者によってその内容は様々です。

家庭レベルの掃除で終わる業者はないと思いますが、「どこまできれいにするか」は理解しておく必要があります。

まず、エアコンの種類でいうと大きく「おそうじ機能が付いているか、付いていないか」で分かれます。

「うちは、おそうじ機能が付いているからエアコンクリーニングいらないわ」と思う方もいるかもしれませんが、エアコンのお掃除機能は「エアコンのフィルターをおそうじする機能」となります。

エアコンの「熱交換器」という心臓部の前には、大きなホコリやゴミが入り込まないようにフィルターがついています。これをほっておくとフィルターがホコリで目詰まりし、空気の流れが悪くなることで機械が頑張って運転を続けようとして電気代がかかったり、故障に繋がったりします。

このフィルターをきれいにしておくのが「おそうじ機能」になります。おそうじ機能には、電装部品が付いていたりして、外さないときれいにクリーニングできないので価格が高くなります。

おそうじ機能をのぞくと、エアコンは基本的に同じ部品の構成となります。

その中でもエアコンクリーニングの一番の対象になるのが「熱交換器」という薄いアルミの板が集まっている部品です。

ここに特殊な洗剤と高圧洗浄機で汚れを落としていくわけですね。加えて、本体もきれいにしていきます。

あなたがエアコンクリーニングを検討しているとして、確認をしていただきたいのは、「全部分解してクリーニングするかどうか?」になります。具体的には、「クロスフローファンも外して洗浄してくれますか?」というところまで確認をお願いします。

「クロスフローファン」というのは、エアコンが風を送る部品です。円柱の形をした部品となります。

多くの業者が、クロスフローファンの洗浄は対象外、もしくは別料金となっています。ここまで含んでいるかどうかが「本当にきれいになるエアコンクリーニングかどうか」の違いになります。

エアコンの汚れは部屋の汚れが本体に付着するという話をしました。本体に付着する前に汚れやカビは「クロスフローファン」に最初につきます。そこから汚れが飛んでいくために汚れが広がるわけです。

ぜひ、クロスフローファンまで洗浄してもらえるコースを選ぶことをおすすめします。

信頼できる業者の探し方

エアコンクリーニングは、業者もあれば個人の方がやっているところもあります。信頼できる業者かどうかのポイントは、

●エアコンのクリーニングだけでなく設置も行っているか?
●エアコンクリーニングに際して保証に入っているか?
●過去にトラブルはないか?故障や破損をさせたことはないか?
●クリーニング後の廃液等の管理、処理は適切か?

お掃除を専門にしている業者さんで実績数が多数あれば信頼できますが、より信頼できるのは「エアコンの設置」も行っている業者は、「エアコンの構造を理解している」のでより信頼できると思います。

エアコンの構造や仕組みを理解しているとクリーニングによる故障や破損を防ぐことができます。トラブルが激減します。

どうしてもある程度の分解掃除を行いますので、クリーニングによりエアコンを故障させたり破損させたりということもあります。そのリスクに対してきちんと保証に入っているかも確認したいポイントです。

そもそも、故障や破損をさせたことがないかも確認はしたいですね。

最後は、環境的な要因ですが、掃除をした後の洗浄液は「産業廃棄物」となり処理にはルールがあります。そんな汚水をそのまま排水溝へ流してしまう業者もあります。そういう業者も選びたくないですね。

まとめます。

エアコンクリーニングは、たくさんの業者や個人が参入しています。値段で選んでしまうかもしれません。

ちょっと検討いただきたいのは、どこまで掃除してくれるのか?おすすめはクロスフローファンまで掃除してくれる業者。オプションでも対応いただけるのであれば見積もりしてもらうことが大切です。

その上で、エアコンを設置している。エアコンクリーニングに際して保証に入っている。故障させたり破損させたりした経験のあるなし。あったとしても納得できる対応をしているかどうか。

さらには、出た汚水を正しく処理できるかどうかも確認が必要です。

きれいになったらその後は、できるだけ汚れを付けないように使用しましょう。汚れの元はできるだけ出さないようにしましょう。部屋の空気を循環させるのがエアコンです。掃除をマメにするなど空間をきれいに保って、きれいなエアコンを長持ちさせましょう。

この記事が少しでも皆さんに『役立つッ!』と言ってもらえるとうれしいです。

ほなね~