
ども、どこかのだれかの役に立ちたいブロガーです。
温水洗浄便座って使ってますか?え?ちょっと言葉が難しすぎる?では、「ウォシュレットは使ってますか?」
ウォシュレットはTOTOさんの登録商標。ラップをサランラップというのと同様ですね。サランラップは旭化成さんの登録商標です。
この温水洗浄便座、実は普及率が80%を超えています。
今では商業施設のトイレなどでも設置がされており、「おしりを洗わないといやだ!」という方もたくさんいます。
温水洗浄便座が付いていないと他にトイレを探すという人も。
しかしながら、普及率は高いのですが、利用率は意外に高くないかもと感じています。
女性を中心にやはり、シャワーの出るノズル部分が本当に清潔か分からないということもあるかと思います。
温水洗浄便座の特徴と選び方を紹介します。
【使ってみよう】温水洗浄便座の選び方【意外な普及率】
■一番気になるノズルについて
■温水洗浄便座の特徴
■温水洗浄便座の選び方
温水洗浄便座と便座に着目していますが、新築やリフォームと考えるとトイレそのものということもできます。
トイレは、TOTO、LIXIL(INAX)、パナソニックがシェアの高い3社となります。
以降の比較も基本的にこの3社で考えていきます~。
一番気になるノズルについて
温水洗浄便座を使いたくない!という方の一番のポイントは、「シャワーの出るノズルが汚い気がする」という点ではないでしょうか?
TOTO、LIXIL、パナソニックの3社の「ノズル」を確認していきましょう。
大前提として、「ノズル」は出っぱなしではありません。出たり入ったりして、必要な時にのみ出てきます。
それだけでも汚れが付きにくい機能となっていますね。ここは各社共通です。
TOTOは、有名な「ウォシュレット」ですね。ノズルについては「ノズルきれい」という機能となります。全ての商品に搭載されています。
ホームページによると「きれい除菌水」でノズルの内側も外側も自動で洗浄・除菌。使用していない時も定期的に洗浄します。
とあります。「きれい除菌水」というTOTOの独自技術でキレイにしてくれます。
イメージはノズルの内部と外部ともにこの除菌水が通ることによって、キレイにしています。また、樹脂自体にそもそも汚れが付きにくいとのこと。
つづいて、「LIXIL」です。シャワートイレという名前で有名でした。
一体型には、「キレイノズル」という機能が付いています。さらに「ノズル除菌」という機能もありますが、これは全てについているものではないようです。
LIXILの特徴として女性用は別のノズルとなっていて清潔性のイメージがアップしてますね。おしり用と別ということです。
「キレイノズル」という機能は、水道水でノズルの内部と外部を自動で洗浄する機能ですね。「ノズル除菌」は、銀イオン水というものでノズルを洗う機能のようです。
パナソニックは、ビューティートワレという便座だけのものとアラウーノというものがありました。
ビューティートワレは「おまかせノズルクリーニング」「ノズル除菌クリーニング」という機能が全ての商品に搭載されています。
また、全てのノズルが「ステンレスノズル」になっており、汚れが付きにくい。
おまかせノズルクリーニングは他の2社と同じく、水道水でノズルを洗う機能。「ノズル除菌クリーニング」というのは「温水で除菌」をする機能のことですね。
パナソニックはもうひとつアラウーノというものがあります。
こちらもステンレスノズルですが、ビューティトワレにない、除菌効果のある「オゾン水」でノズルを洗浄しています。
各社共通なのは、ノズルはきちんと毎回収納される。最低でも水道水で内部と外部はきれいにされる。プラスアルファの機能で除菌もできる。
当然ながら、自分で掃除も可能です。
ノズルについては「信じる」しかないですね。見た目が汚れていたら自分でキレイにする。見た目がきれいでも「菌」が気になる場合は、除菌の機能のあるものを選択するという感じでしょうか。
ん~、やっぱり商業施設等ではまだまだ使うハードルは高いかもしれませんね。自分でそうじができないですし。
しかしながら、自宅で使う分には安心材料かと思います。夫は使いたい派、妻は使いたくない派というときに妻を説得できるかはそのおうち次第ですね。
温水洗浄便座の特徴
普及率が80%以上の商品と紹介しましたが、内閣府の発表している消費動向調査によると温水洗浄便座は、1992年には15%程度でしたが2020年には80%を超えています。
え?そんなに普及してるの?という印象の方も多いのでは?やはり新築やリフォームとなると使う使わないに関わらず、基本的に「搭載している」機能となっていますね。
温水洗浄便座の特徴は2点かと思います。ひとつめのポイントは、「温水でおしりを洗浄できる」こと。ふたつめは温める機能があるので、便座を温めることもできる。というこの2点かと思います。
確かに便座が温かいだけでもうれしかったですもんね。
「温水でおしりを洗う」ということについては、基本的な欲求としては全員に共通してあるでしょうね。そりゃ紙でふくよりきれいになりそう。
トイレのたびにお風呂に入っていると考えると使わないという選択肢はない。
しかしながら、最初に触れましたがお風呂でいうところのシャワーの部分、「ノズル」が心配となっちゃうひともいるんでしょうね。
温水洗浄便座は、このノズルの清潔性をいかに担保し保持し続けるかが課題なのでしょう。
その上で、おしりを洗う時の快適性が出てきますね。
めちゃくちゃ強い水流が好きな人もいるかもしれませんが、優しくきれいにしたいというのが心情でしょうか。
温水洗浄便座の選び方
とにかく、清潔性について納得いただけたら、ようやく選び方になるかと思います。
最近はリフォームでトイレ空間そのものをやり替えるということも多くなっています。そうなると便座だけの問題ではなく、便器の問題となります。
だからこそTOTOさんやLIXILさんがシェア高いのでしょう。家電メーカーはパナソニックだけですもんね。
今回は「家電」というくくりで考えたいので、あくまでも温水洗浄便座の選び方についてご紹介します。
ひとつめは「省エネ性」です。温水なので水道水を温めるわけですが、昔は常に温かい水を準備していました。
これが結構、電気代がかかるんです。温めるものは電気代がかかると考えてもらって差し支えないぐらい。電気のファンヒーターやドライヤーも消費電力が大きい家電です。
そのため、各社いかに短時間で「そのときだけ温めるか」という機能を追求しています。ここは、ぜひ最初に考えて欲しいなと思います。
ふたつめのポイントは「お手入れ性」です。トイレはどうしても汚れてしまいます。
トイレ掃除を積極的にする人はお金持ちになれるそうなので、ぜひ、トイレ掃除は実践して欲しいのですが、そのときに手軽に隅々まできれいになる方が気持ちがいいですよね。
お手入れ性でいうと「隙間がない」ことや「便座が持ち上がってきれいにふきとれる」といった特徴があります。
せっかくの便座もきれいに使えないと故障の原因にもなりかねません。
さいごは「プラスワン機能」ですね。これは、便座というよりも便器になるかもしれませんが、ハネを防止する機能やタンクがないタイプ。
便器の中を除菌したり、泡で常に自動で洗ってくれたりという機能があります。
ここはお好みになりますが、もしトイレの空間リフォームを検討されるのであれば高機能のものをおすすめします。せっかくなので。
反面、高機能だと家電という側面もあるので将来的な「買換え」も視野に入れねばなりません。
便器が壊れるなんて基本的に想像しませんが、高機能だと10年くらいで機械的な寿命と考えて良さそうです。
まとめます。
温水洗浄便座は普及率が80%以上ある家電です。でも、使ってますか?と質問すると80%にならない家電でもあります。
昔に比べて、「キレイ」は格段に進歩しています。
ぜひ、みなさんのおしりを洗いたいという欲求が機械の清潔性の信頼性を超えて欲しいものです。
もちろん、機械の清潔性は今後も各メーカーが追及してくれることでしょう~
この記事が少しでも皆さんに『役立つッ!』と言ってもらえるとうれしいです。
ほなね~