
ども、どこかのだれかの役に立ちたいブロガーです。
日本がバブルで浮かれていたのは80年代最後から91年ごろ。今回、紹介したいのは30年前のバブル期のマンガです。
スタイリッシュなセリフと暑苦しい描写。スマートで野暮ったいでもめちゃバイブルになる吉田聡さんの『DADA!』
吉田聡さんと言えば、代表作は「湘南爆走族」。
昔、転勤で藤沢に行くことになり、姫路出身の人から「ヤンキー多いから気を付けて!」と言われたことを思い出します。いや、姫路と比べるか?(姫路の人すいません・・・)
有名でないかも?が、おすすめマンガ。
■これが吉田聡の代表作になぜ、ならないのか?
■全8巻でコンパクトに読み切れる
■おすすめは、逢多紋次郎のエピソード「汚れた顔の天使」
今読もうとすると電子版になるようです。さすがに増版を重ねているわけではなさそうですね。それでも読めるだけ本当にいい時代です。
これが吉田聡の代表作になぜならないのか?
正直、理由はわかりませんっ!でも、私の中では、この作品が一番です。ナンバーワンです。なんといっても登場するキャラクターが魅力的。
悪役でも相手役でも脇役でもやな奴はとことんやな奴。で、すかっとやっつけます。
不良系にありがちな「主人公チートマンガ」ではあるのですが、「シリアス」と「ギャグ」と「熱血」のバランスがちょうどよい。
まあ、これは『吉田聡作品の特徴』かもですが。
全8巻でコンパクトに読み切れる
昔の面白いマンガってめちゃ長かったりします。今読み直すと、正直、面白くないエピソードがあったりして盛り上がりに欠ける部分も。
「DADA!」は、そんなことがありません。サクッと、8巻で終わりますし、6巻から最終巻にかけては、あっという間で正直、ここで終わるのがもったいない。
最終話は、ちょっと「SFちっく」な要素も加えられて受け入れられなかったのかもしれません。
でもきちんとそれぞれのキャラクターの深掘りがされていて、主人公だけでなく、主要キャラにすべてに感情移入できる作品です。
おすすめは逢多紋次郎のエピソード
一番のおすすめの話は、主人公、「段田源氏」の話ではなく、相棒の「逢多紋次郎」の話。
最終前のエピソード「汚れた顔の天使」です。
これを読んで熱くならない人はいないのでは?というくらい、普段スマートな逢多紋次郎が愚直な取り組みをします。
途中で挫折したボクシングに決着をつける話なのですが、読者がこうなってほしい!という展開でありつつ、オチには納得できる。
「見えないパンチ」という紋次郎の必殺技があるのですが、その由来とボクシングの天才が時を経てどうなったのか。ぜひ、読んでほしいですね~。
まとめます。
吉田聡作品と言えば個人的には「DADA!」。何度も読めるスマートで熱くてギャグもあるマンガです。
検索してもほとんど引っかからないのでなんとか、皆さんに知ってもらいたいと切に切に願うマンガです。
この記事が少しでも皆さんに『役立つッ!』と言ってもらえるとうれしいです。
ほなね~