面接

就職・採用活動において、『面接』は本当に必要か?そもそも、なぜ、面接をするのか?

ぱんだりやん

ども、どこかのだれかの役に立ちたいブロガーです。

就職活動で一番、重要なのは誰が何といっても「面接」でしょう。オンラインであれ、リアルであれ、直接、その人のことを「確認する場」が面接です。

でも、面接って、緊張するし、うまくいかなかったときにすべてを否定された気持ちになります。

面接って、必要なんでしょうか?

就職・採用活動において、『面接』は本当に必要か?そもそも、なぜ、面接をするのか?

・『会社が求める仕事・職種』と『学生がやりたいこと』のマッチング
・マッチングされなかったというだけで優劣の判断ではない
・会社としてやらせたい!と判断すると合格確率が上がる

面接はマッチング作業です。会社として、「やってほしいこと」学生が「やりたいこと」が合うかどうか確認しています。

・『会社が求める仕事・職種』と『学生がやりたいこと』のマッチング

会社側には、今後「こんな会社にしていきたい!」という方針があり、そこには従来の仕事と新しく伸ばしていく仕事があります。その仕事のうち、「新入社員を求めている」仕事がまず基準となってきます。

例えば今年は事務系の仕事で50人の新卒採用をしよう!と考えている会社があるとすると、メインの営業職で35人、スタッフ職で15人といった感じで大まかな数を決めています。この数を満たすために面接するわけです。

人員数を考えるときに、採用部門が主体か、配属先部門が主体かによっても変わるのですが・・・。

学生側には、「こんな社会人になりたい!こんな仕事がしたい!」があるはずです。そのために、「こんなことできます!」と自己PRするわけです。

会社が求める人材(やらせたい仕事)と学生さんができること(やりたい仕事)が合うかどうかを見極める作業が面接ということですね。

ですので、

・マッチングされなかったというだけで優劣の判断ではない

これは、面接を受ける人に大前提として認識してほしいことです。面接に落ちる、と言いますよね。嫌な響きです。

テストでいい点を取れないときは、自分の努力不足を反省しますが、面接で合格しないときは、これまでの自分自身の経験、生き方を否定された気持ちになってしまいます。

そうではないんです。たまたま、皆さんのやりたいことがその会社のやらせたいことと合わなかっただけ。落ち込む必要はありません。

テストと違って、チャンスはたくさんあります。面接に落ちたことで、もっといい会社に出会える、と切り替えましょう。

とはいえ、反省できることがあるとしたら、1次面接で落ち続ける場合です。これは、修正が必要です。なぜなら1次面接は、合格する確率が圧倒的に高いからです。

面接はマッチング作業なので、マッチングしなかったのが不合格の理由ですが、「マッチング作業に至らない」ことがあります。

面接していて、面接官が「ん~、10分ぐらい話したけどこの人よくわからんな」という場合です。これは不合格になる確率が高いです。

自己分析が甘く、自分自身を深掘りできていない、もしくはしっかり深掘りしてきたがそれをうまく伝えられていないということになります。

これは修正が必要です。1次面接以降、最終面接まで、基本的には『同じことを確認される』からです。

・会社としてやらせたい!と判断すると合格確率が上がる

大切なので何度も書きますが、面接はマッチングです。そして、その最初の選ぶ権利は会社側にあります。まあ、合否を付けますからね。

そのため、『学生側のやりたいことにかかわらず、会社側がやらせたい!』となると合格の可能性が高まります。この場合は、マッチングというよりも一方的なオファーとなります。「適性を判断する」と言ったりします。

私個人的にはスタッフ系の仕事に多い気がします。人事職とか経理職とか。面接が進んでいくと「人事に興味ある?経理に興味ある?」と聞かれることとなります。

こうなるとうれしいことに「学生側に選ぶ権利」が発生します。「ん~、よく話を聞いたけど人事の仕事って自分のやりたいことじゃないんだよな」となれば、断ればいいわけです。

就職活動の中で「よく人事職を勧められる」という学生が出てきます。どの会社の面接でも言われるのであれば「人事職能」を考えてみるのも良いかもしれません。

まとめます。

なぜ、面接するのか?会社が求める人材(やらせたいこと)と学生ができること(やりたいこと)をマッチングさせるため。

マッチングするかしないかを判断しているので、人間の優劣を決めているのではない。

マッチングしない一番の問題は、学生ができること(やりたいこと)が伝わらず、会社が「判断できないから不合格」になること。これは、学生側で改善可能。

人によっては、逆に会社がやらせたいことを勧められることもある。やりたくないことなら断る。可能性を広げるという考え方で受けるのもあり。

この記事が少しでも皆さんに『役立つッ!』と言ってもらえるとうれしいです。

ほなね~