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採用する側にとってはありがたい。「なんでもやります!」はNGか?志望職種について。

ぱんだりやん

ども、どこかのだれかの役に立ちたいブロガーです。

業界・会社選びと同様に「どんな職種」を選ぶのか?ということも就活では悩むポイントです。

採用する会社側からすると、「なんでもやります!」という意思のある「なんでもできる優秀な人」が欲しいというとんでもないことを考えているものです。

就活する人からすると選びたいのは「自分の能力を活かせるやりたい職種」ということになります。

学んでいることが文系か理系かで選択肢は大きく変わりますね。正直、「職種」で考えると「理系」の方がいろんな職種を選べる印象です。

しかしながら、研究職を目指す人が簡単に営業職に気持ちを切り替えられるか?ということもあるので最終的には個人の判断になりますね。

採用する側にとってはありがたい。「なんでもやります!」はNGか?志望職種について。

■志望職種の考え方
■志望職種をしぼると専門性が必要
■志望職種は無しにするか

「職種」と簡単にまとめることはできますが、世の中にはさまざまな職種があります。仕事の数だけ職種があるのでは?と感じます。

今回は、できるだけ大きなくくりでまとめてみたいと思います。「営業」とか「人事」とかそんなイメージですね。

会社に就職すると考えると、事務系のくくりでは「営業」「企画」「人事」「経理」「法務」「広報」「購買」など。技術系は、「研究」「開発」「設計」「品質」「生産管理」など。

会社によって、どんどん細分化されていきますね。

志望職種の考え方

志望職種を考えるにあたっては、3つのポイントがあります。それは、「何をしたいか?」「何ができるか?」「その職種がどこにあるのか?」

まずは、やりたいことから職種を考えてみましょう。ミーハーな考え方で問題ありません。この商品が好きだから、この商品の開発に関わってみたい!それが一番大切です。

華やかな職種にはやはり憧れますね。TVの仕事とか、宣伝の仕事とか。単純に面白そう。会社に入っても広報の仕事とか。

もちろん、現実は華やかな部分だけでなく、泥臭く大変な業務もたくさんあると思います。しかしながら、自分で選んだのであれば乗り越えられます。特に好きなことだったら、なおいいですよね。

子供のころの夢やなりたい職業ってそんな感じ。プロ野球選手をはじめとするプロスポーツ選手や芸能人やタレント。ユーチューバーも同じようなくくりかも。

漫画家とか小説家とか。お医者さんとか弁護士さんとか。パン屋さんとか花屋さんとか。興味あること、好きなことが基本です。

ストレートに「お金持ち」になりたい!という人もいるのでは。

子供のころの夢を追いかけ続けている人は問題ありません。でも、どこかで違う夢ややりたいことに変わっているはず。

就職活動をはじめるにあたって、初めて職種を意識しましたでも問題ありません。

志望職種をしぼると専門性が必要

まずはイメージで「何をしたいか?」を考えたら、自分自身は「何ができるか?」を考えてみましょう。

ここで初めて、「ん~、自分ではできないな」となると思います。資格が必要な職種もありますし、そもそも才能が必要なものもあります。

「そりゃそうでしょ。今からプロのサッカー選手なんて無理に決まってるやん!」という声が聞こえてきそうです。

もちろん、そうなんですが、意外に職種を見てみると今さらできないという職種が思ったよりたくさんあります。

例えば「研究」や「開発」、「設計」といった技術系の職種。さすがに文系の勉強を続けてきたら難しい。

これまた「当たり前やん!」と感じるかもしれませんが、「商品企画」といった仕事で理系の方のみという会社もあったりします。

これが理系の方が選択肢が多くなり理由なのですが、文系ができない職種も理系であればできる職種がたくさんあります。

やりたい職種を突き詰めていくと「専門性」が求められることが多くなってきます。

私も自分の就活の時に愕然としましたが、専門性の無い、文系の人間が選べる職種って「営業」「人事」「経理」ぐらいでした。

「広報」なんかも高い専門性はすぐに必要ということはないですが、多くの会社ではたくさんある職種のひとつ。毎年、採用があるわけではないですね。

広報と同じように全ての会社にすべての職種があるわけではありません。「その職種はどこにあるのか?」という視点も大切です。

やりたい職種があり、その専門性があればあとは、その職種がある場所を探すだけ。とはいえ、会社相手の法人営業をしている会社で消費者向けの小売り営業はしていないでしょうし、先ほどの広報のように決まった年にだけ募集がある職種かもしれません。

そのあたりは「縁」という不確定要素も大きくなりそうですね。

志望職種は無しにするか

こう考えていくとやりたいことができないんやったら、職種にこだわる必要ないやん!という人も出てきますね。それも一つの手です。

以前、どんな業界や会社でも同じ志望動機にしては?という記事を書きました。

志望動機の作り方:どんな業界、会社でも同じ内容にしてみるという選択肢はどうですか?就職活動で必要なものの一つは「志望動機」。でも働く動機とその会社に入る動機って違うのでしょうか?おんなじでいいのでは?志望動機をひとつにしてみるというお話。...

同じように職種もこだわらず、チャレンジしてみたいことや自分の好みに合いそうなことだけを考えて、「御社ならそういうことができると考えています!なんでもやります!」というのもありだと思います。

避けたいのは、一般的に想像できる範囲で志望職種を決めること。人と話すのが好きだから「営業」とか、サポートが好きだから「人事」とか、数字が好きだから「経理」みたいな感じ。

これは面接で一番NGなパターンです。「いやいや、そんな業務ばかりじゃないから!」と面接するほうは思っちゃいます。

私自身は、「大きな仕事をしたい!」ということで押し通していました。会社の規模は関係なくですね~。

どんな職種がいいの?と聞かれたら会社説明会やOB訪問したときに興味を持った仕事の話をしていました。会社説明会等で紹介する仕事が会社にとって必要な職種であるからです。

まとめます。

志望の職種をこだわればこだわるほど、専門性やそもそも募集しているのかが求められます。

こだわらなければ会社側からは喜ばれますが、入社後にミスマッチが発生するかもしれません。ミスマッチを起こさないためにも志望職種をしぼらないときは、どんな仕事でもチャレンジしてやろう!という心構えが必要ですね。

この記事が少しでも皆さんに『役立つッ!』と言ってもらえるとうれしいです。

ほなね~